専門医による良質で高精度な医療で、
患者様が安心できる手術を提供。
白内障手術
features
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01
難症例にも対応
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02
豊富な治療実績
-
03
レーザー白内障手術による精密手術
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04
「NASA規格クラス100 」 の基準をクリアする 無菌手術室完備
「NASA規格クラス100 」 の基準をクリアする
無菌手術室完備
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05
多焦点眼内レンズ対応老眼・乱視も同時に治療可能
多焦点眼内レンズ対応
老眼・乱視も同時に治療可能
お問い合わせ
ご予約・お問い合わせ案内
当院では待ち時間削減のため、予約優先制を採用しております。
お電話、WEB予約にてご予約をお取りください。
予約がない方も診療は可能となりますのでお気軽にお越しください。
what is cataract?
白内障とは
白内障とは、加齢などにより目の中の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。
水晶体は、目に入ってきた光を屈折させて網膜に像を結ぶ、カメラのレンズのような働きをしています。
通常は透明ですが、年齢を重ねると水晶体内のタンパク質が変性し、次第に白く濁ってきます。その結果、光が正確に網膜へ届かなくなり、視界がかすむ・まぶしく感じる・二重に見えるなど、さまざまな見え方の異常が起こります。
白内障は誰にでも起こり得る自然な現象ですが、進行すると日常生活に大きな支障をきたすため、早めの診断と適切な治療が大切です。

symptoms
白内障の症状
白内障の症状は、水晶体の濁り方や進行の程度によって異なります。
初期の段階では自覚症状が少ないこともありますが、徐々に視界に違和感を覚えるようになります。
以下のような症状が見られる場合は、白内障が進行している可能性があります。
- 目がかすむ
- 視力が低下した
- ものが二重・三重に見える
- 視界が暗く感じる
- 光がまぶしく感じる
- 全体的にぼやけて見える
- 近視が進んだように感じる
見え方による違い


causes of cataracts
白内障の原因
白内障の原因として最も多いのが「加齢性白内障」で、加齢に伴って水晶体が白く濁ることで発症します。
白内障の約90%は加齢が原因とされ、早ければ40代で自覚症状が現れ、80歳ではほとんどの人に何らかの白内障の所見がみられます。
白内障は加齢以外にも、病気や外傷、薬剤など複数の要因によっても引き起こされることがあり、原因によっていくつかの種類に分類されます。

加齢以外で起こる白内障の原因
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01
アトピー性白内障
アトピー性皮膚炎の合併症として起こる白内障で、若年層にも見られます。進行が早く、両眼に生じることが多いのが特徴です。
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02
先天性白内障
出生時または乳児期に発見される白内障で、遺伝的要因や妊娠中の感染症が原因となることがあります。
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03
外傷性白内障
目への強い衝撃やけがが原因で発症する白内障です。スポーツや事故による外傷の後に現れる場合があります。
-
04
併発性白内障
ほかの目の病気(ぶどう膜炎や網膜剥離など)や糖尿病といった全身疾患に伴って発症するタイプの白内障です。
白内障は手術でしか
完治しません!
白内障は、点眼薬で進行を抑えることはできますが、濁った水晶体を元に戻すことはできません。 根本的に治す方法は「手術」のみです。
白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。 手術は片目10分ほどで、日帰りで行えるケースがほとんどです。 また、近視・遠視・乱視・老眼の矯正も同時に可能です。 患者さまご自身が生活で不便性を感じるようになったタイミングで手術を検討してください。

surgical procedure
白内障手術って
どんな手術?
白内障手術は、濁った水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを挿入する手術です。
主に「超音波乳化吸引術」で行われ、局所麻酔で片目10分ほどの短時間で終わります。ほとんどのケースで入院を必要とせず、日帰りで受けられるのも特徴です。
近年では、より精密な操作が可能な「レーザー白内障手術」も導入されており、医師の判断や目の状態に応じて手術法が選ばれます。
白内障手術は
実は日本で一番行われている外科手術
白内障手術は、実は日本国内で最も多く行われている外科手術です。加齢に伴い発症する白内障は、高齢化が進む中で患者数も年々増加しており、年間150万件以上の手術が行われています。
手術は短時間で終わり、身体への負担が少ないことから、高齢の方でも安心して受けられる治療法として広く普及しています。

types of surgery
白内障手術の種類
01
01
超音波白内障手術
超音波白内障手術は、現在最も一般的に行われている白内障手術の方法です。
専用の機器で濁った水晶体を超音波で砕きながら吸引し、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。
手術時間は片目あたり10分程度と短く、局所麻酔で行うため痛みも少ないのが特徴です。多くの場合、入院の必要はなく日帰りで受けられます。
01
切開する

自己閉鎖創という特殊な切開方法で角膜に小さな切開創をつくります。
02
水晶体の除去

水晶体の核と皮脂を超音波で砕き、取引して取り出します。
03
眼内レンズ挿入

直径6.0mmの眼内レンズを小さく折りたたんで、注射器のような器具で目の中に入れます。
02
02
レーザー白内障手術
レーザー白内障手術は、フェムトセカンドレーザーという特殊なレーザー機器を用いて行う先進的な手術方法です。
水晶体を包む膜の切開や核の分割などをレーザーで高精度に行うことで、術中の安全性と安定性が向上します。従来の超音波手術と比べて眼への負担が少なく、より繊細で正確な処置が可能です。

the timing of surgery
白内障手術を
受けるタイミング
白内障手術を受けるべきかどうかを判断するうえで重要なのは、現在の見え方が日常生活にどれほど支障をきたしているかという点です。視界がかすむ、まぶしく感じる、物が二重に見えるといった症状により、車の運転や読書、テレビの視聴といった普段の生活が不便に感じられるようであれば、手術を受けることを検討するタイミングです。
白内障は進行性の疾患であるため、自然に元に戻ることはありませんが、手術によって視力の回復が期待できます。生活の質を保つためにも、見え方に違和感を覚えたら、早めに医師へ相談しましょう。
自分で症状をチェック
- まぶしさやかすみにより、乗り物の運転に支障をきたしている
- 矯正視力が0.7以下で運転免許の更新ができない
- 安全性、正確性、機密性が必要な仕事に支障が出てきた
- 白内障の進行が日常生活の妨げになっている
- 太陽の光や照明がまぶしくて極端に見えづらい
our cataract surgery
当院の白内障手術

01
難症例にも対応
当院では、白内障が高度に進行した症例や、過去に目の手術を受けたことがある方、他の目の病気を併発している方など、一般的に「難症例」とされるケースにも対応しています。経験豊富な眼科医が在籍しており、個々の目の状態に合わせた慎重な術前検査と診断をもとに、安全かつ的確な治療計画を立てています。
標準的な白内障手術では難しい症例に対しても、必要に応じて特殊なレンズの選定や、より高度な技術を用いた手術を行うことが可能です。「他院では手術が難しいと言われた」「手術に不安がある」という方も、まずはご相談ください。患者様の視力回復と生活の質向上を第一に考えた治療を提供しています。

02
豊富な治療実績
当院では、これまでに白内障手術を数多く担当しており、さまざまな年代や症状の患者様に対して、目の状態やライフスタイルに応じた対応を行っています。
個々の症例に向き合いながら、蓄積された診療経験や技術の向上に努め、手術の質の維持に取り組んでいます。
術前の検査から術後のフォローまで、患者様とのコミュニケーションを大切にし、安心して治療を受けていただける環境づくりを心がけています。

03
レーザー白内障手術による
精密手術
当院では、フェムトセカンドレーザーを使用したレーザー白内障手術に対応しています。
この手術方法では、従来手作業で行っていた角膜切開や水晶体の前嚢切開、核分割などの工程を、レーザーとコンピューター制御により行うことで、従来の手術方法より精密な手術が可能となります。
患者様の目の状態やご希望に応じて、適応や方法について詳しくご説明し、手術内容をご提案いたしますので、レーザーによる白内障手術にご関心のある方は、診察時にご相談ください。

04
「NASA規格クラス100」の基準
をクリアする無菌手術室完備
手術環境の清潔さは、術中・術後の合併症リスクを軽減するために重要とされています。
当院では、NASAのクラス100(ISOクラス5)に準拠した無菌環境に近い手術室を導入しています。空気中の微粒子や細菌を一定の水準で制御することで、感染予防に配慮された手術環境を整えています。
白内障手術は短時間で行う処置ではありますが、眼内に器具を挿入する精密な手技であるため、清潔な手術室環境が求められます。当院では、患者様に安心して手術を受けていただけるよう、衛生管理を徹底した環境での実施に努めています。

05
老眼や乱視も同時に治療可能
白内障手術では、濁った水晶体を人工の眼内レンズに置き換えます。
当院では、眼の状態やご希望に応じて、老眼や乱視への対応も可能な眼内レンズ(多焦点レンズやトーリックレンズ)を選択いただくことができます。これにより、近方と遠方の見え方のバランスを取ることができ、日常生活での眼鏡の使用頻度の軽減が期待できます。
レンズの選定にあたっては、患者様の生活スタイルやお仕事、趣味などを丁寧にうかがいながら、適した種類をご案内いたします。
The difference
単焦点眼内レンズと
多焦点眼内レンズの違い
白内障手術で使用される眼内レンズは、大きく分けて「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」の2種類があります。
単焦点レンズは、近く・中間・遠くのいずれか一つの距離にピントが合う設計で、一般的に広く使用されています。
一方、多焦点レンズは、複数の距離に焦点を合わせる構造になっており、遠方・中間・近方の見え方のバランスを考慮したい方にとって、眼鏡の使用頻度を減らせる可能性があります。ただし、光が複数の焦点に分散する仕組みにより、夜間に光がにじんで見える「ハロー・グレア」と呼ばれる見え方を自覚する場合もあります。
それぞれのレンズには特性があり、見え方の好みやライフスタイルに応じて適した選択肢が異なります。手術前に医師と十分に相談し、ご自身の目の状態やご希望に合ったレンズを選ぶことが大切です。
単焦点眼内レンズの見え方

単焦点眼内レンズの見え方

選定療養と自由診療
白内障手術には、「選定療養」と「自由診療」の2つの制度があります。
選定療養は、公的保険診療に追加費用を加えることで、特定の多焦点眼内レンズなどを用いた治療を受けられる制度です。手術や検査は保険の対象となり、レンズ代などの追加費用が自己負担となります。
一方、自由診療は全額自己負担ですが、選定療養では使用できないタイプの眼内レンズや、さまざまな設計のレンズから選ぶことが可能となる場合があります。

List of lenses
当院で取り扱いしている
多焦点眼内レンズ一覧
選定療養の多焦点眼内レンズ
レンズ画像 | 名称 | 光学部 デザイン |
焦点距離 (ピント) |
乱視矯正 【可or不可】 |
ハローグレア | 生産国 | メーカー |
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![]() |
選定療養の多焦点眼内レンズ FINE VISION -ファインビジョン- |
回折型 3焦点 |
遠・中・近 | あり(トーリックタイプあり) | 少ない | ベルギー | PhysIOL社 |
![]() |
選定療養の多焦点眼内レンズ PanOptix -パンオプティクス- | 回折型 3焦点 |
遠・中・近 | あり(トーリックタイプあり) | やや感じやすい | アメリカ | アルコン |
![]() |
選定療養の多焦点眼内レンズ TECNIS Synergy -テクニスシナジー- | 回折型 連続焦点(EDOF + 多焦点) |
遠・中・近(なめらかに連続) | あり(トーリックタイプあり) | やや強い | アメリカ | ジョンソン・エンド・ジョンソン |
自由診療の多焦点眼内レンズ
レンズ画像 | 名称 | 光学部 デザイン |
焦点距離 (ピント) |
乱視矯正 【可or不可】 |
ハローグレア | 生産国 | メーカー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
自由診療の多焦点眼内レンズ Intensity -インテンシティ- | 回折型 3焦点 |
遠・中・近 | あり(トーリックタイプあり) | 少ない | イスラエル | Hanita社 |
Surgery cost
手術費用
単焦点眼内レンズ(保険適用)
単焦点眼内レンズの手術費用(片目)
1割負担 | 約18,000円 |
---|---|
2割負担 | 約36,000円 |
3割負担 | 約50,000~60,000円 |
※費用には個人差があるため、目安の費用です。また、厚生労働省が定める診療報酬点数の改定に伴って大きく変更になる場合があります。
単焦点眼内レンズ+レーザー治療
単焦点眼内レンズ+レーザー白内障手術費用(片眼)
単焦点眼内レンズ | 385,000円(税込) |
---|
選定療養の多焦点眼内レンズ
多焦点レンズ+白内障手術費用
(保険診療)(片眼)
3焦点眼内レンズ (パンオプティクス) |
310,000円(税込) |
---|---|
乱視矯正 3焦点眼内レンズ (パンオプティクス) |
340,000円(税込) |
3焦点眼内レンズ (シナジー) |
240,000円(税込) |
乱視矯正 3焦点眼内レンズ (シナジー) |
260,000円(税込) |
2焦点眼内レンズ | 160,000円(税込) |
乱視矯正 2焦点眼内レンズ |
190,000円(税込) |
※上記のレンズ代に白内障手術費用(保険診療)が別途かかります。
自由診療の多焦点眼内レンズ
自費 多焦点眼内レンズ+レーザー白内障手術費用(片眼)
5焦点眼内レンズ (インテンシティ) |
810,000円(税込) |
---|---|
3焦点眼内レンズ (ファインビジョン) |
810,000円(税込) |
乱視矯正 3焦点眼内レンズ (ファインビジョン) |
860,000円(税込) |
3焦点眼内レンズ (パンオプティクス) |
810,000円(税込) |
乱視矯正 3焦点眼内レンズ (パンオプティクス) |
860,000円(税込) |
Ways to reduce costs
費用負担を抑える方法
01 高額療養費制度
高額療養費制度は、公的医療保険に加入している方が、1ヶ月(1日〜末日)に医療機関や薬局で支払った自己負担額が、所得や年齢に応じた上限額を超えた場合に、その超過分が払い戻される制度です。白内障手術を保険診療で受けた場合も対象となることがあります。事前に「限度額適用認定証」を申請しておくことで、窓口での支払いを抑えることも可能です。制度を利用することで、経済的な負担を軽減できる可能性があります。詳しい条件や申請方法については、加入している健康保険組合や市区町村の窓口にてご確認ください。

02 限度額認定適用書
高額療養費制度の対象となる医療費が事前に想定される場合、「限度額適用認定証」を取得しておくことで、医療機関の窓口での支払いを自己負担限度額までに抑えることが可能です。
申請はご加入の健康保険組合や協会けんぽなどで行えます。必要な書類や手続きについては、事前にご確認ください。
03 医療保険
ご加入の民間医療保険に白内障手術が給付対象として含まれている場合、所定の手続きを行うことで保険金を受け取れることがあります。
契約内容によって対象となる手術や給付条件が異なるため、事前に保険会社へご確認ください。
お問い合わせ
ご予約・お問い合わせ案内
当院では待ち時間削減のため、予約優先制を採用しております。
お電話、WEB予約にてご予約をお取りください。
予約がない方も診療は可能となりますのでお気軽にお越しください。
Potential risks
and
complications
術後に起きうる
リスクと合併症
白内障手術後は、感染症、眼圧上昇、後発白内障などのリスクがあります。
まれに視力低下を伴う合併症が生じることもあります。
01
後発白内障
白内障手術後、数ヶ月〜数年で水晶体の後嚢が濁り、視界が再びかすむことがあります。
02
眼内炎(感染症)
ごくまれに、手術中に細菌が眼内に侵入して炎症を起こすことがあります。 強い痛みや視力低下を伴い、早期の治療が必要です。
03
眼圧の上昇
術後に一時的または慢性的に眼圧が上昇することがあり、場合によっては点眼薬や追加治療が必要となることもあります。
04
水疱性角膜症
角膜内皮細胞が傷つき、角膜がむくむことで視界がかすむことがあります。 重度の場合は角膜移植が検討されることもあります。
05
網膜剥離・黄斑浮腫
術後に網膜が剥がれる、または黄斑にむくみが生じることがあり、視力に影響を及ぼす可能性があります。 経過観察や治療が必要です。
operating surgeon
手術執刀医

設楽 幸治
SHITARA KOJI
白内障手術の執刀医。白内障手術の執刀2万件以上。難治性白内障手術も可能。
経歴
- 昭和60年3月児玉町立児玉中学校卒業
- 昭和63年3月埼玉県立熊谷高校卒業
- 平成7年3月順天堂大学医学部卒業
- 平成7年5月順天堂大学医学部付属順天堂医院眼科入局
- 平成9年山梨県立中央病院眼科
- 平成12年10月順天堂大学医学部付属順天堂医院・眼科助手(有給)
- 平成14年1月国立病院横浜医療センター・眼科部長
- 平成19年3月したら眼科クリニック院長
- 平成20年4月医療法人順正会理事長就任
資格
- 日本眼科手術学会
- 日本角膜移植学会
- 日本眼科学会
- 日本白内障学会
- 日本眼内レンズ屈折手術学会
- 日本コンタクトレンズ学会

有馬 武志
ARIMA TAKESHI
大学本院・関連施設で白内障(難症例含む)、網膜・硝子体、緑内障を多数執刀し、後進に手術指導もおこなっています。
経歴
- 2003年3月私立池田学園池田高等学校卒業
- 2011年3月日本医科大学医学部卒業
- 2018年3月日本医科大学大学院卒業
- 2018年4月1日日本医科大学付属病院眼科学教室助教
- 2021年4月1日日本医科大学付属病院眼科学教室病院講師
- 2021年10月1日日本医科大学付属病院眼科学教室講師
- 2024年ほしあい眼科 副院長
- 2024年広尾ありま眼科 開院
資格
- 日本白内障屈折矯正手術学会
- 日本眼科学会 眼科専門医
- 日本眼科学会プログラム委員
- 日本医科大学医学会
- 日本角膜学会
- 日本網膜硝子体学会
- 分子状水素医学生物学会
- 日本眼科手術学会
- Kyoto Cornea Club 会員
Treatment flow
白内障手術の治療の流れ
step01
診察
診察・検査によって白内障の進行具合を調べたり、他の合併症がないかどうかを確認します。日帰り手術が適応可能な場合は、手術説明の日程を決めます。

step02
手術説明
検査の結果等により、問題なく手術が行えると診断されたら白内障の手術に関する具体的な説明を行います。その後、手術日を決めていきます。

step03
手術当日
手術当日は瞳孔を広げるための目薬をしてから手術室に入り、眼のまわりの消毒を行います。顕微鏡の光で始めはまぶしいですがしだいに慣れてきます。目薬による麻酔(点眼麻酔)の後、手術を行います。なお、手術を受ける人自身が車を運転して来院するのは避けてください。

step04
手術後
手術後は30分ほど安静にします。その後、日常生活で注意する点などの説明があり、問題がなければ帰宅できます。

step05
手術後の通院
手術後、約1週間後に診察があります。眼内炎予防のための目薬と飲み薬が処方されるので指示に従って使用します。また、目を強くこすったりしないようにしましょう。その後は、定期的に通院し、術後の経過をみていきます。

FAQ
よくある質問
術後は普通の生活ができますか?
- 術後の視力回復には個人差がありますが、ほとんどの場合で手術翌日には十分な視力が得られているので、軽作業なら行ってもかまいません。しかし、手術後1週間以内までは、閉じきっていない傷口から細菌が入り、感染症(術後眼内炎)になる可能性があるため、眼に水が入るような作業は避けてください。一般的には手術後2週間以降には、入浴も含めて普通の生活に戻れます。
手術は痛くないのですか?
- 痛くありません。現在、ほとんどの症例は点眼麻酔(点眼薬による麻酔)のみで行い、一部の症例では点眼麻酔が十分に効いた後に他の麻酔(テノン嚢下麻酔)を追加します。
眼内レンズが再び濁ってくることはありませんか?
- 眼内レンズ自体の透明性は50~100年間は保たれるため、数年後に再び濁り、再手術で入れ替えるということは基本的にありません。
術後の点眼薬による治療はいつまで続くのですか?
- 当院では基本的に3カ月から6カ月くらいまで点眼薬による治療を続けて頂いています。点眼薬は1~3種類で、術後の状態に応じて回数や種類を徐々に少なくしていきます。ただし、糖尿病網膜症などを合併している方の場合はさらに長期間の点眼治療が必要になる場合があります。
両眼の白内障手術を同時にすることは出来ないのですか?
- 通常片眼ずつ手術を行います。両眼治療する場合は、片眼手術後2週間経ってからもう片眼の治療をします。