葛飾区白鳥の眼科|葛飾しらとりよつば眼科
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大学病院をはじめとした医療機関で研鑽を積んだのち、2022年に葛飾しらとりよつば眼科に院長として就任しました。本院であるきたあやせよつば眼科と連携し、白内障や緑内障、加齢黄斑変性などの病気から、小児の視力異常、ドライアイや眼瞼下垂などまで幅広く対応しています。小さなお子様・その保護者の方・ご高齢の患者様まで安心してかかれるアットホームな雰囲気の医院を目指し患者様に対しての最適な医療の提供を心がけています。
IPL(Intense Pulsed Light)治療は、世界で初めてドライアイの根本的な治療を可能にした方法です。
この治療は、その名の通り、特殊な光をまぶたに照射することで、マイボーム腺の詰まりを解消し、炎症を改善します。その結果、涙の油層を正常化し、ドライアイの症状を改善することができます。IPL治療のドライアイに対する効果は、国内外の学会や論文で続々と報告されています。
ドライアイは、目の表面が乾燥し、不快感や視力の低下を引き起こす状態です。 マイボーム腺はまぶたの縁にあり、油分(脂質)を分泌して涙液の蒸発を防ぐ役割を果たしています。
マイボーム腺機能不全(MGD)はこのマイボーム腺の機能が低下し、涙液の質が悪くなり、ドライアイを引き起こす原因となります。 ドライアイに悩む方の8割以上がMGDに関与しているとされています。
国内でドライアイに対するIPL治療を実施している眼科はまだ限られていますが、 この治療法は国内外の学会で注目を集め、ドライアイ症状の改善を示す臨床データが報告されています。 当院では、ルミナス社製 IPLシステム「M22」を採用しています。
1回の治療は通常15分から30分程度で完了します。 最低2週間空けて4回の治療を行うことが推奨されています。※治療頻度、効果には個人差があります
マイボーム腺機能不全は、涙に必要な脂分が不足することが主な原因となります。 マイボーム腺が汚れや炎症によって詰まることで、涙の成分バランスが悪くなり、ドライアイ症状が引き起こされます。このタイプのドライアイは、点眼治療では改善しない場合が多いといわれています。
IPL治療は、マイボーム腺の詰まりを除去し、炎症を抑え、涙液の流れを整えるための新しい治療法です。IPL治療は、潤いを保つことが難しいドライアイ症状に悩む人々にとって有望な治療法となっています。
STEP01
カウンセリング
IPL治療が適しているかどうかは、診察と検査で確認します。 治療の適応が確認された場合、詳細についてご説明いたします。 患者様に同意を頂けた場合、治療の予約をお取りいたします。
治療の準備
治療前にメイクや基礎化粧品を落としていただきます。 専用のアイマスクをつけて顔に密着させます。
治療開始
下まぶたの下部に水溶性ジェルを塗ります。頬から瞼の下、鼻にかけて数回フラッシュします。
治療終了
ジェルを拭き取り目のまわりを洗浄して終了します。
IPLの刺激により、マイボーム腺の分泌がよくなります。 治療効果に個人差はありますが、速やかに現れ、その持続時間は回数を重ねるたびに長くなります。ダウンタイムは基本ありません。
黒い色に反応しますのでうぶ毛、ひげは剃ってからお越しください。 メイクは当院でクレンジングをご用意しております。 終了後はジェルを拭き取り、顔を洗ってご帰宅いただきます。
治療後は肌に赤みが出ることがありますが、通常は2~3時間で落ち着きます。 肌が敏感な方は、まれに浅達性熱傷によるヒリヒリ感や強い赤みを感じることもあります。 治療後2週間は、紫外線を浴びる際に必ず日焼け止めを使用してください。 洗顔、メイク、入浴などは通常通り行っていただいて問題ありません。
本治療は自由診療となるため、保険診療は適応されません。