近年、美容医療で使用されているIPLレーザーが霰粒腫の治療に切らず治すことができ、また再発頻度が下がったという研究が報告されました。
IPLレーザーはマイボーム線機能不全(MGD)の治療法として、またマイボーム腺からの分泌脂(マイバム)の融解による閉塞解除、抗炎症作用、熱刺激によるコラーゲンの再構築、デモデックス(睫毛ダニ)の減少といった効果があります。
IPLレーザー治療は霰粒腫部分だけでなく両まぶたの全体に照射することができるので、マイボーム腺機能の改善を促し、再発予防にも効果的です。
切開の傷跡が気になる方、小さなお子様にも適しています。
1回の治療は通常15分から30分程度で完了します。
最低2週間空けて2〜3回の治療を行うことが推奨されています。
※治療頻度、効果には個人差があります